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第11回<京都国際インディーズ映画祭>・第6回<京都映像アワード>活動報告

【2017年11月15日】

第11回 <京都国際インディーズ映画祭>2017 活動報告
第6回 <京都映像アワード>2017 活動報告

 

●京都映像アワード2017・<受賞作品>一覧 

受賞名   受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ

被ばく牛と生きる

松原 保

審査員賞

ウィータ・ラカーマヤ
(Vita Lakamaya)

泉原昭仁

 

ある踊り子(修正版)

小林莉菜

奨励賞

STOP!! ながらスマホ

神奈川県立相模田名高等学校
交通安全隊(米山 肇先生)

共謀罪が通った日
「前夜」がやって来た

湯本雅典

特別賞

集団自決 〜鍬の戦士の秘話

松田治三

海外作品賞

Mr.Zero

Nutcha Tantivitayapitak
(タイ)

京都賞

北村への想い

塩貝大輔

入賞 ひまわり

堀 皓二

PLANET Σ

瀬戸桃子
(フランス)

はじまりの前に

島﨑夏乃子

言葉にならない気持ちを

橋本七海

リリの楽園
(Lili’s Paradise)

メリナ・レオン
(Melina Leon)(ペルー)

美しき過疎

梨元萌衣

第10回<京都国際インディーズ映画祭>・第5回<京都映像アワード>活動報告

【2016年10月22日】

第10回 <京都国際インディーズ映画祭>2016 活動報告
第5回 <京都映像アワード>2016 活動報告

 

●京都映像アワード2016・<受賞作品>一覧 

受賞名   受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ

明治の気骨

石川 勝

審査員賞

津波が残した記憶
〜震災遺構と向き合う町〜

北星学園大学ジャーナリズム研究会

奨励賞

銃を置いた兵士たち
~消えていく沖縄戦秘話~

北星学園大学 阪井研究室
映像制作チーム

Nonfiction of Fiction

岡部卓斗

CUBE

田中祥利

特別賞

Still Life

土屋貴聖

戦争のつくりかた

プロデュース:丹下紘希

特別平和賞

あなたを心配する手紙

丹下紘希

海外作品賞

ジウおじいちゃんへ捧ぐ
(Dedicated to Grandpa Dieu)

グェン・ヒエン・アイン
(ベトナム)

我は死神なり
(We are become death)

ジャン・ガブリエル・ペリオ
(フランス)

入賞 Here, There

谷 一郎

井戸(Le Puits)

ジェローム・ブルベス
(フランス)

京都賞

該当作品なし

第9回<京都国際インディーズ映画祭>2015 活動報告

【2015年12月15日】

第9回 <京都国際インディーズ映画祭>2015 活動報告
第4回 <京都映像アワード>2015 活動報告

 

●京都映像アワード2015・<受賞作品>一覧 

受賞名   受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ

トーの死
(La Mort de Tau)

Jérôme Boulbès
ジェローム・ブルベス
(フランス)

京都賞

また明日

チャイルドライン京都
編集:岡崎 まゆみ
(日本)

審査員賞

君が笑ってくれるなら

神山 大世
(日本)

YOU, person who appeared 
or left behind

長谷川 哲
(日本)

審査員賞_地図から消された島_web  地図から消された島  松田 治三
(日本)
海外作品賞

UNDO

Jean-Gabriel Périot
ジャン・ガブリエル・ペリオ
(フランス)

関西テレビ
放送賞

君が笑ってくれるなら

神山 大世
(日本)

奨励賞

夕焼けの翌日は晴れ

池田 夏央
(日本)

upland

高坂 聖太郎
(日本)

 奨励賞_伝える伝わる_web

伝える、伝わる
〜生活図画事件の証言〜

北海道旭川工業高等学校
KBS旭工放送局
(日本)

奨励賞_福島浜通りの学校_web

福島浜通りの学校

湯本 雅典
(日本)

企画賞 企画賞_風来坊_web 野花

横山 浩之
企画・原案:安東 恭助
(日本)

入賞 The Last Chapter

石原 牧子
(カナダ)

ろう者が戦争の時代を語る

近藤 玄隆
千葉聴覚障害者センター
(日本)

文化の架け橋を目指して

稚内北星学園大学
映像メディア論制作チーム
(日本)

第4回<京都映像アワード>2015 活動報告

【2015年12月15日】

第9回 <京都国際インディーズ映画祭>2015 活動報告
第4回 <京都映像アワード>2015 活動報告

 

●京都映像アワード2015・<受賞作品>一覧 

受賞名   受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ

トーの死
(La Mort de Tau)

Jérôme Boulbès
ジェローム・ブルベス
(フランス)

京都賞

また明日

チャイルドライン京都
編集:岡崎 まゆみ
(日本)

審査員賞

君が笑ってくれるなら

神山 大世
(日本)

YOU, person who appeared
or left behind

長谷川 哲
(日本)

審査員賞_地図から消された島_web  地図から消された島  松田 治三
(日本)
海外作品賞

UNDO

Jean-Gabriel Périot
ジャン・ガブリエル・ペリオ
(フランス)

関西テレビ
放送賞

君が笑ってくれるなら

神山 大世
(日本)

奨励賞

夕焼けの翌日は晴れ

池田 夏央
(日本)

upland

高坂 聖太郎
(日本)

 奨励賞_伝える伝わる_web

伝える、伝わる
〜生活図画事件の証言〜

北海道旭川工業高等学校
KBS旭工放送局
(日本)

奨励賞_福島浜通りの学校_web

福島浜通りの学校

湯本 雅典
(日本)

企画賞 企画賞_風来坊_web 野花

横山 浩之
企画・原案:安東 恭助
(日本)

入賞 The Last Chapter

石原 牧子
(カナダ)

ろう者が戦争の時代を語る

近藤 玄隆
千葉聴覚障害者センター
(日本)

文化の架け橋を目指して

稚内北星学園大学
映像メディア論制作チーム
(日本)

第8回<京都国際インディーズ映画祭>2014 活動報告

【2014年10月20日】

第8回 <京都国際インディーズ映画祭>2014 活動報告
第3回 <京都映像アワード>2014 活動報告

2014受賞者 

●京都映像アワード2014・<受賞作品>一覧 

受賞名   受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ 繭を煮る-ビル

繭を煮る

白鳥 蓉子
大島 風穂

京都賞 或る学生のものがたり女WEB

或る学生のものがたり

荒瀬 佳孝

審査員賞 野ネコの引っ越しWEB

ノネコの引っ越し作戦
~海を越えて命を守る~

岡田 紗由香:
中央大学FLP松野良一ゼミ

広島原爆もうひとつ写真WEB

広島原爆の惨禍
~もう一つの証言映像~

松田 治三

海外作品賞 石の男たち1削るWEB

石の男たち
(Hommes de pierre)

林 瑞絵
(フランス)

関西テレビ
放送賞
ジェローム春WEB

Le Printemps (Spring)

Jerome Boulbes
ジェローム・ブルベス
(フランス)

奨励賞 シーサー2パイロットWEB

Dear Flying SHISA

塚原 真梨佳

野老ゴールデン工場

野老ゴールデンとその記録

朝倉 舞彩

入賞 ネコとねじWEB ネジとねこ

馬場 美紀

石橋のお地蔵様WEB

石橋のお地蔵さん

菅原 英樹

脱皮できない蛇は死ぬ画像WEB

脱皮できない蛇は死ぬ

佐々木真由:埼玉県立
芸術総合高等学校

室井美希「五月晴れ」WEB

五月晴れ

室井 美希:埼玉県立
芸術総合高等学校

バナナフィッシュ画像WEB

バナナフィッシュ

田中 瑛爾:埼玉県立
芸術総合高等学校

第3回<京都映像アワード>2014 活動報告

【2014年10月20日】

第8回 <京都国際インディーズ映画祭>2014 活動報告
第3回 <京都映像アワード>2014 活動報告

2014受賞者 

●京都映像アワード2014・<受賞作品>一覧 

受賞名   受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ 繭を煮る-ビル

繭を煮る

白鳥 蓉子
大島 風穂

京都賞 或る学生のものがたり女WEB

或る学生のものがたり

荒瀬 佳孝

審査員賞 野ネコの引っ越しWEB

ノネコの引っ越し作戦
~海を越えて命を守る~

岡田 紗由香:
中央大学FLP松野良一ゼミ

広島原爆もうひとつ写真WEB

広島原爆の惨禍
~もう一つの証言映像~

松田 治三

海外作品賞 石の男たち1削るWEB

石の男たち
(Hommes de pierre)

林 瑞絵
(フランス)

関西テレビ
放送賞
ジェローム春WEB

Le Printemps (Spring)

Jerome Boulbes
ジェローム・ブルベス
(フランス)

奨励賞 シーサー2パイロットWEB

Dear Flying SHISA

塚原 真梨佳

野老ゴールデン工場

野老ゴールデンとその記録

朝倉 舞彩

入賞 ネコとねじWEB ネジとねこ

馬場 美紀

石橋のお地蔵様WEB

石橋のお地蔵さん

菅原 英樹

脱皮できない蛇は死ぬ画像WEB

脱皮できない蛇は死ぬ

佐々木真由:埼玉県立
芸術総合高等学校

室井美希「五月晴れ」WEB

五月晴れ

室井 美希:埼玉県立
芸術総合高等学校

バナナフィッシュ画像WEB

バナナフィッシュ

田中 瑛爾:埼玉県立
芸術総合高等学校

第7回 <京都国際インディーズ映画祭>2013 活動報告

【2013年11月25日】

第7回 <京都国際インディーズ映画祭>2013 活動報告
第2回 <京都映像アワード>2013 活動報告

 

 

●京都映像アワード2013・<受賞作品>一覧

受賞名 受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ Gray Zone 塚原真梨佳
京都賞 国山神事 戸田博
審査員賞 蒸気 アブドゥラハム・
オネル(トルコ)
  into 日常 坂本奈央:埼玉県立
芸術総合高等学校
限界集落に
命の糧と元気を運ぶ
内田一夫
海外作品賞 OPEN HEART キーフ・デヴィッドソン
(Kief Davidson)
(イタリア)
  BENTEN ピエール・バルー
(フランス)
関西テレビ
放送賞
あそぶ 澤田彩織:埼玉県立
芸術総合高等学校
特別賞 変身 堀 潤
入賞 Ninja & Soldier /
忍者と兵隊
平林勇
おくりもの 佐藤好子
きっと世界は
素晴らしい
川滿佐和子:埼玉県立
芸術総合高等学校

第2回 <京都映像アワード>2013 活動報告

【2013年11月25日】

第7回 <京都国際インディーズ映画祭>2013 活動報告
第2回 <京都映像アワード>2013 活動報告

 

 

●京都映像アワード2013・<受賞作品>一覧

受賞名 受賞作品名 制作者(監督)
★グランプリ Gray Zone 塚原真梨佳
京都賞 国山神事 戸田博
審査員賞 蒸気 アブドゥラハム・
オネル(トルコ)
  into 日常 坂本奈央:埼玉県立
芸術総合高等学校
限界集落に
命の糧と元気を運ぶ
内田一夫
海外作品賞 OPEN HEART キーフ・デヴィッドソン
(Kief Davidson)
(イタリア)
  BENTEN ピエール・バルー
(フランス)
関西テレビ
放送賞
あそぶ 澤田彩織:埼玉県立
芸術総合高等学校
特別賞 変身 堀 潤
入賞 Ninja & Soldier /
忍者と兵隊
平林勇
おくりもの 佐藤好子
きっと世界は
素晴らしい
川滿佐和子:埼玉県立
芸術総合高等学校

世界の短編映画祭レポート

【2010年03月21日】

谷元 浩之CON-CANムービー・フェスティバルディレクター

第39回ロッテルダム映画祭短編部門(オランダ)

今回、フランス在住のデュオ、チャーラ監督(トルコ)とギヨーム監督(フランス)を起用し、CON-CAN(メディア総研)がプロデューサーとして製作したショートフィルム、「SIX」が、ロッテルダム映画祭の短編部門 (Spectrum)に入選した事を受け、映画祭から招待され作品の上映のために渡欧した。

1月27日の深夜、次回作の編集中のまっただ中監督らとパリから高速鉄道(TGV)に乗り、ロッテルダムに到着。外に出るとみぞれっぽい雪が降っていて、風も強く、チャーラがお気に入りの巻きタバコを取り出すと、早速警官が別のものを巻いていると勘違いし、職務質問を受けた・・・笑
まさに、「ロッテルダムにようこそ」といった歓迎だった。
その後、チャーラの弟が住むアパートへ移動。
床に着いたのは、午前4時頃だった。

0011

翌日、10時頃起床し簡単な朝食をとった後、会場へ。
今日は、最初の上映日。

まずは、映画祭パスを貰いにメイン会場へ受付に行く。
受付に行くと、事前にオンライン登録した情報を確認し、一人一枚づつ写真、役職、分野が記されたIDカードを受け取り、映画祭のロゴが入ったバッグを受け取る。
中には、映画祭のプログラム、各カタログ、スケジュール、各種会合の招待状、そして、観光案内などが入っている。
映画祭ゲストだけでも3千人以上になり、参加者は全員同じロゴの入ったカバンを下げているので、一目で分かるようになっているのと、映画祭の宣伝も同時に出来るのでとても効率的で効果的。
途中何人か別の映画祭で知り合った関係者と会い、少しワクワクする。

ロッテルダムは、いわゆる世界制作者連盟に加盟はしていない映画祭だが、その質や、プログラムの完成度から世界4大映画祭に並ぶ権威ある映画祭で今年、39回目を迎える。
特にアジアの新しい才能を発掘する事では長年定評がある。
映画祭の動員数は毎年30万人を超え、上映会場はメイン会場を中心に市内24カ所にも及ぶ。
上映会場は、部門(長編、短編、特別プログラム、各種特集など)ごとに振り分けられていうようだった。
僕らの短編部門も、決まった会場で連日上映されていた。
映画祭は、近代的な新しい建築が集まる中での開催で、ネットを始め、各種インフラが整っており、オランダ的なアートで洗練されたプロフェッショナリズムを感じた。

我々の作品「SIX」の上映は2回あり、初回は満席。
2回目の上映など、朝10時という時間帯にも関わらずほぼ満席だった。ショートフィルム部門でもこんなに人が見に来る事に驚いた。
観客の中には、ロッテルダムを拠点とする大手制作会社(リボルバーフィルム社)のプロデューサーや、他の制作関係者も何人かおり、日本での共同制作について色々質問を聞かれた。
また、東京国際映画祭プログラム・ディレクターの矢田部氏にも来て頂いた。
上映は一般のお客さんも多数おり、SIXの中に出てくるあらゆる日本の日常の断片から文化を少しでも知ろうと、色んなディテールな質問を受けた。
そういった質問からも、観客の映画を楽しむ姿勢というか、知的好奇心の高さを感じた。

今回SIXは、コンペでは無く特集上映だったので賞はありませんでしたが、ロッテルダムでは4−5千本以上の作品の中からプログラムが選ばれるので、入選するだけでも今後の活動にプラスになります。
映画祭自体はやはり長編のコンペが最大の見所ですが、ロッテルダムの短編に入選した作家達も、関係者の間でその年の動向や次回作に注目されます。
短編は、その分野での芸術性を極めるタイプと、長編制作に移行する上でのステップとして制作しているタイプと大きく二つに分かれる印象を受けました。
チャーラ監督とギヨーム監督も、今後は長編をメインに活動をして行く予定です。

映画祭には、コンペ含む「作品上映」以外に、マーケット(映画見本市)や、ライブラリーなど、関係者のみを対象とした、様々なビジネスサービスも充実しています。
そういった各種サービスで一番感動したのは、デジタルフィルムライブラリーの質の高さでした。
過去の作品含め、映画祭に入選した短編/長編全作品は、全てデジタイズされ、映画祭が独自で開発したオンラインシステムによって、無線LAN経由でiMacの24インチのモニターでのフルスクリーン視聴が可能です。
独自の映像配信プログラミングの開発と、技術の高さに驚きました。
エンコードの画質もかなり良かったです。
後、もう一つ際立っていたのは、制作支援に対するプログラムがものすごく充実していました。基本はオランダ制作者向けですが、連日様々なセミナーや、カウンセリングが各会場で行われていました。
あっという間の5日間の滞在でしたが、ロッテルダム映画祭はあらゆる部分で「プロフェッショナル」で、「ハイスタンダード」な映画祭と感じました。
ロッテルダム映画祭に比べたら、僕が運営しているCON-CANは赤子のようなものですが、「プロフェッショナル」である事というのは、常に意識して行きたいです。

次回のレポートは、世界最大の短編映画祭、フランスのクレルモンフェランからのリポートです。